※こちらの記事は、「私って仕事ができる人だから、ヘッドハンティングが来ちゃったーーー」という内容ではありません。
通常の国語力をお持ちの方であれば、読み進めるうちに「そういう話か」とお分かりになると思いますので、肩の力を抜いてご覧ください。
みなさん、こんにちは。
最近、昔のことを思い出すことがあったので、15年くらい前に外資系企業で働いていたときにヘッドハンティングのメールがいきなり届いた時のことを記事にしてみます。
当時私は外資系メーカーのセールスアシスタントとして働いていました。
通算2年近くその企業には居ましたが、働き始めて1年くらい経った頃に、ある日なんの前触れもなくメールが届きました。
それはヘッドハンティングのエージェントからで、メールの内容は以下のようなものでした。
○○○ジャパン株式会社 という企業が、セールスアシスタントを探している。
もしあなたが外資系○○(取り扱い商品)メーカーで10年以上のキャリアがあり、転職を希望するようであれば連絡をくれ
ということで、その○○○ジャパン株式会社というのは取り扱い商品がほぼ同じの同業界の企業だったのです。
例えて言うならば、私がP&Gで働いていたとして、Johnson & Johnson からヘッドハンティングが来た といったかんじでした。
ヘッドハンティング会社は、私の仕事っぷりを見たうえでメールを送ってきたわけではなく、あくまで
○○○ジャパン株式会社(当時私が働いていた企業名)の現セールスアシスタントにX川X子(私)が存在する という事実だけを把握していて連絡をしてきたのでした。
令和のこの時代には個人情報の取り扱いが厳しくなってきていますが、15年前はそこまでうるさくなかったのでこういうことができたのかもしれません。
当時の総務担当だった年上の女性にも相談して、その企業が自分の社員の情報を漏らして追い出したいとかは無いだろうし(派遣だったので切れば済む話)、派遣会社は自分の会社のお客さんを逃がすことになりかねないから情報を漏らすわけは無いよねってことになり、
あまりにも不審に思った私は、「どこから情報を仕入れたのか?」みたいな電話をエージェントにしたのですが、
「独自のルートがあって、それは答えられない」という回答でした。
今思えば、名刺の印刷会社くらいしか考えられないけれども、夜遊び中にも配りまくっていたので、もしかするとどこかで名刺が取引されていたのかもしれません。
当時はまだFedexとかラクスルとかは無かったというか、そこまでメジャーではなかった(ような気がする)ので、街の印刷屋のような小規模な印刷会社に名刺発注を依頼していた気がします。
というわけで、平成の頃はどこからか社員の情報が漏れて、ヘッドハンターからメールが来た ということです。ヘッドハンティング自体は今もあるところではあるのかな。
ちなみに、先述の総務担当の女性(Kさんとする)は、
「前の会社でエグゼクティブアシスタントで働いていたんだけど、ボスにすっごく気に入られて評価されて、そのボスがシンガポールに異動になったからシンガポールについてきてくれって言われたんだけど、さすがに断ったー」と言っていて、
私(セールスアシスタント)、同時期入社の同い年の女子(経理アシスタント):「すごいですねー」(棒読み)
そのKさん(総務の女性)が入る前に働いていた前任者の当時30台前半の女性(ハーフの方だった)と連絡先を交換していろいろとやりとりをしていると以前から聞いていたので、あるときに
「そういえば、●●さん(その前任者のハーフの女性)って、元気にされてますかね?」みたいなことをKさんに聞いたら、
「今ねー、連絡がとれないのーー」と。
連絡がとれないってどういうことだよ(笑)
マウンティングしすぎて嫌われたんだよ!!
以上、私が仕事ができるからヘッドハンティングが来た話ではなく、Kさんが自分は仕事ができる自慢をしすぎて嫌われたという話でした。