みなさん、こんにちは。
先日、長男の授業参観がありました。
そのときに感じたこと、同日におきた長女・二男のことについて記事にします。
①まず、長男についてですが、長男には幼なじみの女の子がいます。
同じ保育園で1歳から卒園までずっと一緒だった子で、小学生になった今現在も同じクラス。
今は席替えをして離れてしまったけれども、1クール前は座席も隣だったとのこと。
保育園の頃の写真にはうちの長男の隣にはいつも彼女が写っています。
保育園の学年の定員は10人くらいでしたが、たまたま長男が保育園に通っていた時期は同じ学年の子が4人しかいなくて、つながりも濃かったようです。
その女の子(Aちゃん)は、4歳だか5歳だかの頃、お父さんとお母さんが離婚したようで、小学生になるころには苗字が変わっていました。
お母さんはキャリアウーマン風の方でほとんど会話したことがなかったのですが、残業も多く大変そうだなぁというのは感じ取れました。
そういえば
Aちゃんのお母さんとは一時期、帰りの電車が途中駅から一緒で、同じ車両の同じドアから乗って地元の駅に着く(お互い保育園のお迎えの時間がギリギリだったので、階段のある位置でぴったりで降りられるように) ということが多かったことがあり、それでもお互い会話をしなかったのですが、一度だけ会話をしたことがありました。
それは、豪雨のとき。
当時、私が地元から1時間くらい離れた場所で仕事をしていた頃、電車で帰宅する間に地元で局地的豪雨が起きていて、駅に降りたら道路が水没していたことがありました。
完全に水没していた訳ではなく、部分部分に大きい水溜まりができていて、たまたま駅に居合わせた彼女と一緒に水溜まりのできていない部分を歩いていたら、道全体が水没していた箇所があり、そこを避けるために2人で駐車場から2.3メートルくらいの柵をのぼって越えて保育園までたどり着いた ということがありました。
そのAちゃんと長男はいまだに仲が良いようで、教室内で2列で合唱するときも前後に配置していて、長男の後ろに立った彼女はうちの長男にバックハグしたり、頭を撫でたり、腕をつかんだりイチャイチャしていて微笑ましかったのです。(長男は終始受け身だった)
ここ何週間か長男は軽いトラブル続きで、二日連続で学級担任から電話がかかってきたり(しかも別件で)学童でも個別に連絡をもらうことが多かったり、毎日のように忘れ物をしたりしてきたりで私もイライラしていたのですが、Aちゃんがいまだに長男に変わらず接してくれているさまを見て、なんだか安心したのでした。
合唱が終わるやいなや、Aちゃんは長男と一緒に私のところまで走ってきてくれました。
「Aちゃん、ダンス上手だったねー!ちゃんと見てたよ!」と彼女に話しかけて、なんだか感無量でした。
②長女について
この日は長男がサッカーの日だったので、長女を学童にお迎えに行って長男のサッカースクールまで一緒に歩いているとき、今日あったことを話し、
「ママはAちゃんが来てくれたことが嬉しかった。保育園の頃に仲が良かったとしても、小学生になればちょっとそっけなくなったりすることもあるじゃん。長女ちゃんは、たとえばBくん(保育園は同じではなかったものの、1年生から今まで同じクラスになる確率が非常に高くて今現在も同じクラスで座席も隣、学童も1年生からずっと一緒の男の子)とそこまで仲良くはないじゃん?」と言うと、
長女:あっ、そういえば今日、Bからすみっコぐらしのクリアファイルをもらった!これ!
と、松屋(定食屋)のロゴが入ったキャンペーンのクリアファイルを見せてくれたのです。
ここでもまたホッコリ。
うちの長女、クラスメイトから文房具をもらってくることが多いのです。
先日のバレンタインデーでも学童の友達からチョコをもらっていたし、一番仲の良い子は前乗りして日曜日の夕方にわざわざ自宅まで持ってきてプレゼントしてくれました。
③二男についてですが、保育園で二男のことをとってもかわいがってくれる5歳児クラス(年長)の女の子が居て、私もそのさまを見たことがあるのですが、玄関で座って靴を脱ぐ二男の横で頭と顔をナデナデしてくれていました。
もうこの時期になると年長クラスの子たちはお昼寝をせず、一日中起きているトレーニングをするのですが、そのときにお昼寝の寝かしつけを手伝ってくれる子もいるそうです。
「抱っこで寝たい」という二男のわがままを聞いてくれて、5歳児おねえさんの胸のなかで眠りについた二男。
ちなみにこの5歳児おねえさんの名前は私の本名と同じ。なんか運命を感じる。
これらのことが一日に凝縮されていました。
子育てはいろいろと思い通りにならないことばかりで大変なことも多いけれど、これがあるから頑張れるのです。
「うちの子たちは愛されている!」という喜びも、母親の醍醐味でもあると思います。