ランキングに参加しています!押していただけると嬉しいです❤

防災・備蓄

なぜ、川遊びは危険と言われているのか

みなさん、こんにちは。

夏になると2、3日に一度はネットニュースにあがってくる悲しい事故についての記事です。

みなさんは、川遊びをしたことがありますか?

私は幼少期に家族で川遊びをした思い出があります。3回くらい行ったかな。

この年齢になるまで、川遊びがそれほど危険だとは思わなかったのですが、ここ数年、ネットニュースを見ていると、夏のあいだは毎日のように川での事故のニュースがあがってきていることに気が付きました。

「溺れかけた・流されかけたけど助かった」ということはもっともっとあると思います。

穏やかそうな川でもなぜこれほど事故が多いのか、考えてみてわかったことがあります。

それは、

そもそも日本の川はほぼすべてが急流だから」なのではないかと思うのです。

日本の国土は狭く、外国 とくにブラジルや中国など広い土地に流れる川に比べて、流れが急なわけです。

日本国土の地形は、本州でいえば中央に大きな山脈があり、その高いところから(外国の川に比べて)短い距離を海に向かって流れていたり、山脈クラスの山からでなくても、ある程度標高の高い場所から狭い土地を海に向かって流れていくわけであって、アマゾンや中国の平野などの広い土地を低い標高のなかでゆったり流れて海に向かうのとは違うのです。

本州のみならず、北海道にも四国にも九州にも山脈や山地があります。

文章で表現するとなかなかわかりづらいでしょうが、標高の模型などを見ると明らかです。

こちらはカレンダーですが、日本の国土の高低差がとても分かりやすいものとなっています。

この日本地図を世界地図のなかに置いてみたら、いかに短い距離を高い場所から低い場所に日本の川が流れているかが歴然です。

こちらのサイトに非常に分かりやすい表が載っています。

幼児に対しては実際に砂場で山を作って水を流してみるのが一番わかりやすいでしょう。

低いところからはより低いところへゆっくりと流れ、高い山からは速く流れていきます。

これが、日本の川で川遊びをするのが危険な理由です。

「あの川は流れが穏やかだから安全に川遊びができる」というのは、日本では通用しないのだと思います。

私の住む地域には、夏になると入って遊びたくなる川というのは近所にありません。

しかし、川遊びをしたくなっちゃう川がある地域というのは、お年寄りや父親・母親世代が、「子供だけで川遊びをするな」「あの川には入るな」ということを教えてくれるものです。

しかし、川遊びがそもそも危険である ということを知らないまま親になったら、何の疑いも無く子供たちに川遊びをさせてしまうかもしれません。

ニュースを見ていると、大学生や大人になっても川遊びで流される人もたくさんいますからね。

幼児の時期は普通は親が付き添っているので、死亡事故のニュースはあまり見かけませんが、小学生になってくると(さらに水泳を習っていたり水泳が得意だったりすると)親は自由に遊ばせていて痛ましい事故が起きているように思えます。

だから私はこのブログを通じて言っておきたいことがあります。

日本の川は遊ぶのには適していない

学校教育でも、日本地理のカリキュラムのなかで地形の模型を使って、いかに日本国土を流れる川は急流で、そこで遊ぶことが危険なのかを教えるべきだと思っています。

ライフジャケットを着せるのも良いですが、浮いて待つにしても低体温症になりかねません。

川遊びは禁止するのが良いとまでは言いませんが、日本の川では川遊びはそもそもやるもんじゃない というのが常識になってほしいと思っています。

ジワジワとブログランキングの順位が上がってきています❤今日は何位かな??

    -防災・備蓄
    -,

    error: Content is protected !!