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第一子:長女

ゆきちゃんの話

みなさん、こんにちは。

今回はわたしの知人ゆきちゃん(もちろん仮名)の話をします。

子ども時代には多少仲良かったけれども、今は電話番号も知らないし出くわしても向こうは私に気づかないくらいの間柄の旧友についての話です。

彼女の家は代々資産家で、さらにお父さんが士業を営んでいました。このブログを書いている現在も経営を続けているようです。

子どもの頃に家に遊びに行ったとき、とにかく部屋数が多く、また庭もとても広く、子どもながらに「立派なお宅だなぁ」と思ったことを覚えています。

わたしが結婚して出産して、何かのタイミングで「そういえばゆきちゃん、なにしているかな」と思い、Facebook検索をしてみたところ、すぐに見つかりました。

顔写真もでていたので間違いないです。

そこからFacebookを見てきて知ったことは、

●私立中・高校卒業後、1年浪人して大学に入り、卒業後は法科大学院に入学した
●法科大学院卒業後に司法試験を受験したが、3振か5振して受験資格を失った
●司法書士試験を受けたが落ちた
●その後行政書士試験を受けたが落ちた
●40歳を過ぎてなお司法試験予備試験を目指している

ということを「全体公開」で公開していました。

司法試験には受験回数に制限があり、かつては「3回まで」とされていた時代があったようですが、現在は「5年のうちに5回まで」というようになっているようです。(もし情報が間違っていたらすみません。私は司法試験は目指していないので、受験資格については詳しくありません)

これは、法務省だったり試験関係部門が、未来ある若者が10年、15年と司法試験を目指し続けて就職の機会を失ってしまったり、自身の将来を見つめなおすきっかけを用意したりという意図があるようです。

みなさんの周りにもいらっしゃるかもしれませんが、わたし自身もOL時代に「司法試験を諦めて就職して、今、この会社にいる」という方が何人かいました。

ゆきちゃんの投稿からは「バイト」「仕事」という文字は一回も見えず、ご両親に学費を出してもらっているようです。それのみならず、家賃、生活費も。

今は司法試験予備試験勉強に集中しているようで、実家かもしくは実家近くにいるようです。

さて、ここまでゆきちゃんについて述べてきたのには理由があります。

ただ単に「こんな知り合いがいる」ということを晒して言いたかったわけではないのです。

わたしの長女が法律に興味を示しはじめたので、何冊かこども用の法律入門みたいな本を購入してみたところ、司法試験に興味を持つようになりました。

こちらの「こども六法」を愛読していた9歳の少年が宅建士試験に合格した というニュースを先日、みかけました。

「テミスの教室」という司法試験合格を目指すドラマにもハマっていたようで、Tverで繰り返し再生していました。

友人、知人としてだったら40歳を過ぎてからも夢を追いかけることを応援したいですが、さて、それが自分の娘となったらどうでしょうか。

はっきり言ってわたしはとっても嫌です。みなさんはどうでしょうか?

もし娘が20代や30代で結婚して、独身時代に稼いだ自分のお金で講座を申し込み、彼女の配偶者が「試験勉強応援するよ」と言ってくれているのならば、まったく問題ないです。

しかし、実家に居ながら学費をも要求し(資格試験の講座費用は難易度が上がるほど高額です)、大学を卒業してからも大学院を卒業してからも40歳を過ぎてからも何年も試験浪人するのは「いい加減にしろ」と言いたくなります。

もちろん、「20代のうちに3年目指してだめだったら諦める」とか条件付きならよいと思います。

ちなみに、司法試験の予備試験というのはあくまで予備試験であって、本番の司法試験本試験はそのあとにあるのです。

さらに、司法試験本試験合格後は司法修習所というところに1年くらい通う必要があり、新米弁護士として社会に出るのは早くて今から3年後くらいになってきます。

45歳を超えた合格したての実務経験の無い(というか社会人経験さえ無い)新米弁護士を雇う法律事務所は果たしてあるのでしょうか。それとも実務経験なしに即独立するのでしょうか。

以上、将来どうなるのかまだわかりませんが、もし自分の子が難関試験を目指したいと言い出したのならば、わたしはその子のためにも期限・条件付きでしか援助したくない というお話でした。

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