みなさん、こんにちは。
今回は一か月のなかでイライラしている時期なので、表現がとげとげしくなります。
アップロードして別のタイミングで読んでみて記事を削除するかもしれません。
まず、事の発端はこれです。
「岸田総理は、育児休暇を利用して学び直し=リスキリングをする人を支援すると発言した。」
とのことです。
一般的な批判は、
「育児休暇=休みではない。」「あなたは育児していないだろうから育児休暇中にそんな余裕があると思えるんだ」
ということらしいです。
たしかにそうです。
新生児期は3時間ごとに授乳しなければならず、産後の母親の睡眠時間もとれないくらいです。
産後うつにかかる方もいれば、双子、三つ子を育てる方もいらっしゃるでしょう。
そのような方々は、勉強どころではありません。
しかしこの方はあくまで「(余裕があって)勉強したい人を応援する」と言っているだけであって、育休中の産後母に「勉強しろ」と言っているわけではないのです。
ではなぜ批判が起きたのかというと、「まずやるべき支援はそれじゃない」からです。
抜本的な育児支援の強化(育児休暇を一律最長3年に延長するとか)をしたあとにプラスαの支援として「スキルアップを希望する方がいるのであれば、支援する」とすればよかったのです。
つまりこの方は少子化対策・育児支援の中身の優先順位を完全に間違えているのです。
さて、私がイラッとしたのは、そこ(育児休暇を休暇だと思うな)ではありません。
一番初めにこのニュースを聞いた時、私は、「おうおう、良いんでない?教育訓練給付金と併用できる支援金も出したれ」と思いました。
しかし、「あれ?」と思ったのです。
「学び直し」?
直さなきゃいけない前提?
今まで学んできたことを直す ってこと?と思ってしまったのです。
「どういう意味だよ?」と思ったので調べてみました。
リスキリングとは、どうやら「職業能力の再開発、再教育のこと」だそうです。
「リスキリング」という英語を日本語に簡潔に直訳したものが「学び直し」ということなのでしょうが、この表現そのものが非常に気に食わないのです。
「直す」というのは、どうも良くないもの・悪いものを正す というニュアンスが感じられるからです。
しかも「学位取得」って…。
私は学位を取得することが育休明けにどんなプラスになるのか全くイメージが沸かないのですが、政治家界隈では学位は重要なのですかね?
まとめますと、総理就任後大したことをやっていないから、支持率が落ちて叩かれ始めている ということなのかと私は思います。
的外れな支援ではなく、少子化対策につながる地に足のついた育児支援を考えてほしいものです。
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