みなさん、こんにちは。
私の住む地域で桜が満開になりました。
桜の満開が私にとって重要な理由について記事にしてみます。
ずばりその理由は、第一子を出産したその日が桜が満開の日だったからです。
長女を妊娠した年は大雪が降ったり、寒い日が多かったりで、ここ数年の満開の時期と比べて桜の開花もやや遅めでした。
産前休に入るまで一日も休まずに毎日1時間かけて出社していました。
正社員、契約社員については知りませんが、当時(現在もなのかな)の派遣社員の産休・育休の給付金は毎月の給料がベースになるので、休んでしまうと給与が下がり給付額も下がってしまうからです。
(その反対に、毎月の給料が上がれば給付額も上がってくるので、残業をして給付額を上げようとしている妊娠中の派遣社員の方も居ました。)
妊娠8ヶ月時点で大雪の次の日に長靴を履いて自宅から駅まで雪道を歩いて出社したこともありました。
そんなこともあって、産前休に入ったときにはものすごい達成感と幸福感がありました。働く妊婦さんはみんな、そうなのではないでしょうか。
最終出社日には部署内でお祝いをしていただいたことも当然、初めてのことだったので、産前休はもう本当に幸せでした。
毎日やることが無くなったので、ちょうどその頃から宅建の勉強を始めていました。
そして、散歩もたくさんしました。
この写真の日は入院する2日くらい前だったかな。
赤ちゃん連れのママさんがベビーカーでお散歩していて、撮りあいっこしました。
そしてこの翌日、午前中に妊婦検診を受けて、レストランでお昼ご飯を食べて帰宅して
「また桜を見にお散歩に行こう」と実家の階段を下りているときに破水したのでした。
当時私が通っていた産婦人科医は地元の名医で、「ゴットハンド」と呼ばれていたのです。
午前中の検診で、その名医は
「39週か…。もう産んじゃうか」と言うと、内診で(よくわからないですが)子宮の入口?をねじられたのです。
例えていうなら、チューペットみたいな吸う系アイスを開封するときにねじり切る感触でした。
午前10時頃に内診、帰宅して昼ごはん、散歩に行こうとして破水、そして15時くらいに産院に入院になりました。
翌日の早朝に産まれたのですが、どれくらい安産だったかは別記事にて書いております。
出産報告と共に母親に、
「可能であれば、桜の花と一緒に写真を撮りたいので調達してきてほしい」と言ったところ、いいかんじの枝を持ってきてくれました。
どのように調達したのかは聞いていません…
桜と長女と自分も含めた写真をたくさん撮りました。
病室にも飾って
この産院は昭和中期に建てられたもので、箸、マグカップ、パジャマなどは自分で持ってくるというスタイルでした。
時計やら加湿器までも持ち込みました。
運よく病室に空きがたくさんあって10部屋くらいの中から選べたのですが、私が選んだ病室だけから桜の木が見えました。
(臨月近い妊婦さんが産院に入ろうとしています)
このように、桜が満開になると、第一子を産んで母となったときの幸せが蘇ってくるのです。