みなさん、こんにちは。
今回は、私がワーキングマザーをしながらFP2級、行政書士試験に合格したときの勉強法について記事にします。
倫理観が問われるので、採用するかしないかは自己責任でよろしくお願いいたします。
まず、私が一番最初に取得したのは宅建で、勉強期間は第一子の育児休暇中でした。
その余力があったので、すぐに3級FP資格の勉強を開始し、第一子の育児休暇中に合格しました。
そしてその流れで2級FPの勉強を開始したのですが、その頃に復職時期が来ました。
勤務地・保育園のお迎え時間を考慮すると、勤務開始時間が早い案件でないといけなかったので、そこを重視して仕事探しをしたところ、某金融機関で募集がありました。
面接に行って採用されて勤務開始しましたが、ここが運よく、FP資格取得を社員に推奨していたのです。
勤務時間中に派遣社員である私の社内メールアドレスにも2級FP試験の過去問が送信されてきていました。
これはもう、利用するしかないですよね。派遣社員に勤務時間中に解いてほしくなかったら普通、送信してきませんから。
正社員・契約社員・派遣社員のグループメールアドレスがあるであろうのに、派遣社員のデスクトップPC(自宅に持ち帰ることができない)にも2級FP問題を送信してくるのを大いに活用させていただきました。
もちろん、昼休みにも勉強はしていました。が、そこの企業は無駄に新規ポジションを作ったためか、圧倒的に仕事量が足りなかったので、数か月の間だけ2級FPの勉強時間に費やさせていただき、苦情を言って契約途中で辞めました。その後、2級FPに合格しました。
このように、宅建を取得したいのならば不動産会社、金融系資格(証券外務員、FPなど)を取得したいのならば金融系企業などというように、ご自身が取得したい資格を推奨しているであろう業界の企業を派遣先に選べば、勤務時間中に勉強していても浮かないのです。
もし、業務時間内に「〇〇さん、宅建の過去問見てたの?」と言われても、「社員の方々はどんな試験を受けたのかなと思ったのです」とか、「人事から送信されてきた資格取得推奨メールを開いてしまいました」などと言い逃れもできます。
勤務時間中に業務以外のことをしてはいけない という条項は契約書にありましたか?また、その業界の資格勉強であれば、まったく業務に無関係とも言い切れないと思います。
…というのは自分に都合のよい解釈ですが、大事なのは自分の将来であって、律儀にまじめに派遣社員として働き続けるために派遣先・派遣会社からの信用を得続けることではないからです。
そして、長男が2歳時点で派遣ワーキングマザーをしながら合格した行政書士試験の勉強は、早く会社に行けるときは早く行って、他の社員が出社する前に問題集のスキャンを大量に自分のPCに送信して仕事中に解いていました。
その時に働いていた派遣先は、実は昔にも働いていたことがあった企業で、業務内容もほぼ同じだったので、2回目に入社したときには仕事内容を先輩から教わらずにできたのです。
電車を使って片道1時間かかる派遣先でしたが、要領がわかっていたので、日中に省エネで働けるところをあえて選んだのです。
もし、みなさんが仕事中にもほんの少しでもよいから勉強時間を取りたい とお思いでしたら、「残業無し」は必須です。
派遣社員として与えられた仕事は完璧にやれば、「あの人、仕事遅いけど、何やってんの?!」と思われることはありません。
また、時間が空いて「過去問攻めでもしようかな」と思ったときには、先に「何かやることはありますか?」と聞いておいたり、先回りして「これはやっておいたほうがよいですか?」などと聞いて確認してからにすれば、とても良いのではないでしょうか。
「勤務時間中に業務以外のことをやるなんて考えられない!」と考える方もたくさんいらっしゃるでしょう。というか、それが普通なんでしょうね。
私の場合、ちょっとでも手が空くのが嫌で、その時間さえも有効活用したいのです。
「与えられた仕事を完璧にやっていれば、それ以外の時間は何をやっていてもいいんじゃないの?」という考え方なのです。
だから、そんな人は企業は正規に雇用したくないのでしょうね(笑)
ちなみに、私を正社員として雇った会社は3社ありますが、全て倒産しています。
限られた時間を最大限利用するには、何を取って何を捨てるかが非常に重要です。
職場の友人とのランチ時間におしゃべりも楽しいかもしれませんが、私は勉強時間として利用していました。
もう一度言いますが、勤務時間内のコソ勉は100%自己責任です。
在宅勤務ができれば最高ですよね。