みなさん、こんにちは。
遂に、事務所を契約しました。
私は生まれてこのかた部屋の賃貸借契約をしたことが無く、今回は初めての経験でした。
物件選びには本当に苦労しました。
というのも、ほとんどのアパート、マンションは居住用とされていて事務所利用はできないんです。
やっと見つけたところは場所が気に入らなかったり、間取りが不便そうだったりと、「帯に短したすきに長し」状態。
そしてこれはいずれ不動産業を新規で始めたい人に参考になればよいのですが、
不動産業を始めるにあたり、他業(行政書士事務所とか司法書士事務所とか)を併設するとなると、とーっても条件が厳しくなってくるのです。
具体的には、個人事業主としてならば同一事業所(同じ部屋)で開業することは可能だけれども、それぞれに法人格を与えてしまうと、(例えば、〇〇不動産株式会社とふじおか行政書士法人)同一事業所では営業できないのです。
不動産業は数多くある商売のなかで許可を得ることについて一番条件が厳しいのです。
ここは立地、間取り、家賃ともに希望通りの物件でした。
しかし、「事務所相談可(事務所利用はモノによっては可能という意味)」と募集サイトでは記載されていたのに、実際に不動産屋に電話して大家さんに確認してもらうとNG。担当の不動産屋が勘違いして事務所可とサイト上に記載したのか、その部屋で不動産屋を営業することがダメ(エステとかならOK)なのかは不明でした。
サイトで希望の物件を見つけて実際に内見に行ったのは2件。
初めに行ったのはここ
ここは方位も家賃も良かったのですが、あまりにも不便そうでした。。。間取り図からも分かりますけどね。
まず、ご覧の通り収納がゼロ。
キッチン周りも実際に見に行きましたが、冷蔵庫も置けない。
コピー機を室内に置くとなったら狭すぎて不便極まりないとのことでNGでした。
しかしなんとここの不動産屋は父親同士が知り合いで、昔一緒に仕事をしていたこともあるそうな。
担当者が私のきょうだいと同じ高校の先輩後輩でもあったようです。
もし契約となっていたら「実は私は…」と身分を明かしましたが、契約に至らなかったので、内見に行ってそのまま何の連絡もしていないです。
そして、契約したのはこちらの部屋
不動産屋にコネクションがあって、独立開業の意志を打ち明けて「どこか良い部屋あるかな?」と相談して一番最初に紹介されたのがこちらでした。
しかし、「まだもっといい場所があるんじゃないか」と思ってしまって、いろいろ探し回っているうちに他の人の予約が入り、その人がキャンセルしたというのを聞いて、「うーん、そこにしようかな…」とグダグダしていてやっと決心した頃にはまた別の方が予約していた という部屋でした。
火事で全焼してしまったアパートに住んでいた方がそこに移転してくる とのことで内見し予約していたそうですが、その方が急遽、別居していた親族と同居することになったとのことで希望物件を変更したとの連絡を受け、もう腹を決めました。
そこからはとんとん拍子で話が進み、12月1日から入居することになっています。
これからは開業するにあたり、事務所準備の様子などを記事にしていきますので、お付き合いよろしくお願いいたします。